日本空手道糸洲会

糸洲流空手道は、「首里手」の大家である松村宗棍師(1798~1890)に源を発し、近世の拳聖と世人に仰がれている糸洲安恒師(1830~1915)を流祖としている。
糸洲安恒師は、これまで唐手術と言う護身術であった「手」を体育的に改良再編し、学校教育に取入れ人格形成に主眼を置いて昇華させたことである。
また、多くの型も創作し、現在も最も普及している「ピンアン」の型は糸洲安恒師が作られたものである。

高弟の摩文仁賢和師(1889~1952)は糸洲安恒師の「型」を最も正しく学ばれ「糸洲派二世」を継承した。摩文仁賢和師は「那覇手」の東恩納寛量師にも師事し、後に両師の頭文字をとり「糸東流」を創流する。
摩文仁賢和師は糸洲派を後世に伝承させるため、高弟の坂上隆祥師(1915~1993)に「糸洲派三世」を継承させた。
坂上隆祥師は、糸東流と区別するために1969年4月、正式に流名を「糸洲流」とし、会名を「日本空手道糸洲会」と命名する。

「糸洲流四世」は、門下生一同の推戴を受け坂上隆祥師の長男、節明が世襲し糸洲安恒、摩文仁賢和、坂上隆祥の三世代より伝承された「型」を忠実に守り普及に努めている。

空手道は「型で始まり、型で終わる」と言われ、糸洲流は伝承された型を中心に錬磨し、その技法や応用動作をさらに研究して、実際に役立つ技を組手に取入れられるよう工夫実践している。
また、糸洲流空手道の連綿たる歴史と技法が評価され1979年、日本古武道協会に空手道界唯一の加入流派として承認されている。

空手道の国際的発展に伴い、当流も国際交流の充実を目標として2002年8月に糸洲会加盟16ヶ国にて国際組織を結成。名称は「糸洲流空手道国際連盟(IKIF)」 と称し、現在20ヶ国余りで活動中である。

 

日本空手道糸洲会

1969年に四世宗家坂上節明が現在のロゴマークを創案。このロゴマークは日本国旗「日の丸」に糸洲の頭文字漢字「糸」をデザインしたものであり、「赤色」は勇気、情熱、健康を表します。